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9/24 石丸幹二[歌/語り]× つのだたかし[リュート/ギター]スペシャルインタビュー

投稿日: 2021.07.16

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ミュージカル界のトップ俳優 石丸幹二と柔らかな音色で魅了するリュートのスペシャリストであるつのだたかしが織りなす

美しい旋律と詩の世界。独自の世界観を持つ、二人のルーツに迫った。


 

——『題名のない音楽会』など毎週楽しく拝見させていただいています。そんな石丸さんが幼いころに音楽に興味を持ったきかっけとなるエピソードがあれば教えてください。

石丸:幼い頃、家にあったステレオのレコードできいていた洋楽やクラシック音楽。学校に上がってからは、小学校の鼓笛隊に入ったこと。音楽室にたくさんの楽器があり、ワクワクしました。担当になったのはスネアドラムでした。
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幼少期から音楽に没頭(12歳 小学校6年生)

 
—— 石丸さんはそうした幼少期を過ごされ、東京音楽大学のサックス専攻に入学。その後、東京藝術大学の声楽専攻へ再入学されたそうですが、どのような心境の変化があったのでしょうか。

石丸:たまたまテレビから流れてきたジェシー・ノーマン歌唱の「魔王」に瞬殺でした。彼女の表現力に打ちのめされ、「ジェシー・ノーマンのようになりたい」と思いました。
 

—— 東京藝術大学卒業後、劇団四季に25歳で入団。数え切れないほどの作品に出演されてきましたが在団中、感動したこと・苦しかったこと・印象に残っている教えなどあればお聞かせください。

石丸:舞台に立つ日々は、ロッククライミングのような厳しさでした。常に上を見据えながら登り続けねばならない。下からは、後輩たちがどんどんと登ってくる、という環境でした。
 

—— 石丸さんは昨年デビュー30周年を迎えられ、ミュージカルやストレートプレイはもとよりドラマや映画、「題名のない音楽会」の司会など幅広いジャンルでご活躍をされています。ご自身の中でどのように気持ちを切り替えてお仕事されているのでしょうか。

石丸:司会や音楽活動は石丸自身として発言し、歌っておりますが、演劇活動では作品に登場してくる役の人生を生きることが求められます。全く別の表現だと思って向き合っています。

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「題名のない音楽会」収録中

 


—— リュートのスペシャリストであるつのださんがこの楽器をはじめたきっかけを教えてください。

つのだ:ギターの勉強のためにドイツに渡ったのですが、そこでルネサンス、バロックの音楽に触れる機会が増え、リュート音楽にも興味を持つようになりました。
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ドイツに留学する前、アニメスタジオで働いていた時代だよ〜ん byつのだ
 

—— コンサートでは様々な楽器を演奏されている印象がありますが、ご自宅にはどのくらい楽器をお持ちなのでしょうか。

つのだ:リュートは演奏された時代によって大きさや弦の数も違うタイプがいろいろあるので、演奏するプログラムによって必要とされる楽器が異なり、いろいろなタイプを「持っていないといけない」んです。リュート系は小さいものから大きいものまで9本かな。ほかにギター系が6、7本。
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自宅の楽器たち(右からアーチリュート、バロックギター、ルネサンスリュート、ラウタ、フレームドラム)
 

—— つのださんが思うリュートの魅力を教えてください。

つのだ:第一に楽器そのものが美しい。そしてその音の柔らかさ、はかなさ、消えていく音のうつくしさ。
 


—— 石丸さんとつのださんは初共演されてから10周年の記念の年とお伺いしました。初めてお会いした時の印象と、現在の印象を教えてください。

石丸:お会いする以前からつのださんのC D『シチリアーナ〜リュートのためのアリア』を聞いており、尊敬の念を抱いていました。つまり、ファンでした。2010年冬に稽古が始まった『十二夜』で初めてお目にかかりました。私は役者として、つのださんは音楽監督であり、演奏家であり、役者としての参加。稽古初日、つのださんは、ナチュラルファッションを身に纏い、沢山の民族楽器に囲まれていらっしゃった。その佇まいは、私が思い描いていた通りの「つのださん」でした!それ以来、つのだワールドに飛び込み10年。毎年のように二人でコンサートをしております。今では親しみを込めて『ツノちゃん』と呼ばせていただく間柄になりました。

つのだ: 石丸さん(まるちゃん)は、最初会ったときははつらつとした好青年、という印象でしたが、今はちょっと渋みも加わってきましたね。人の心をとらえて離さない魅力があります。勉強熱心で記憶力も抜群、まとめる力があるので、ふわふわしている私はステージでいつも助けてもらっています。

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2019年八ヶ岳でのコンサート(リハーサル)
 

—— 今回のコンサートではあらゆる国のあらゆる時代の楽曲を取り上げられますが、コンサートで世界旅行、時間旅行をする楽しみを教えてください。

つのだ:アンティックバザールなどをのぞくのが好きなのですが、まるちゃんとのコンサートは、まるでその感覚。いろんな国のいろんな時代のものを楽しみます。ドキドキハラハラ。そしてお宝が見つかるかも!
 

—— 最後に今回のコンサートの魅力や意気込みを教えてください。

石丸:コンサートホールは、プラネタリウムのような場所。楽曲の舞台となる地に思いを馳せ、イマジネーションを楽しむことが出来ます。今はコロナ禍で遠くの地には行けませんが、コンサートホールで私たちと一緒に旅をしましょう。

 

石丸幹二[歌/語り]× つのだたかし[リュート/ギター]
2021年9月24日(金)13:15開場/14:00開演
料金:全席指定¥5,500 ミューズメンバーズ¥4,000
公演詳細はこちら

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