今年の12月15日の公演で、「アンフォゲッタブル・コンサート」はなんと10回目を迎えます。
まずは、ここまでこのシリーズを継続させてくださった所沢ミューズの皆様へのお礼と、そして今まで一度でも足を運んでくださり、支えてくださったお客様一人ひとりに心からの感謝を！

もちろん、支えられるこちら側も私だけではありません。”あ・うんの呼吸”を誇る「国府弘子スペシャルトリオ」を核としたミュージシャン＆スタッフのチームワークの成せる技。毎回さまざまなゲストの方を、しかも複数お迎えするという贅沢なチャレンジをさせていただいてきたこのコンサートは達成感そして充実感いっぱいです。

私自身がこだわってきたのは、ゲストが旧知の方であれ未知の方であれ、その音楽が大好きでリスペクトできる方を毎回提案し、コラボレーションを実現してきたこと。必ず自分自身で、ゲストとの共演曲やステージ構成を責任を持って考え、プロデュースしてきました。
だからこそ、この一夜限りのコンサートをきっかけに、その後のご縁が続く事が多いのかもしれません。

ともかくこの所沢ミューズでの出会いに、感謝してもしきれません。
自分が数々の新しい扉を開くきっかけを、この「アンフォゲッタブル・コンサート」でいただけているのは確かです。

さて、今年はどんなコラボをお見せするかというと、これはまた豪華！まずジャズ・ヴォーカリストのケイコ・リーさん。
コラボをもくろんだ自分も驚くくらい、共演すると魔法のような一体感を感じられるのがとても幸せ。まさに音楽で「会話」するような、包容力あふれる彼女の自然体のジャズ。感嘆しています。

そしてもうお一人は、チェロの溝口肇さん。
ＴＶ長寿番組「世界の車窓から」のテーマ曲を作曲されご自身でも演奏されている、と言えば、あの極上の音色が皆様の耳に浮かぶことでしょう。溝口さんとご一緒するのはこのステージがまさに「初共演」。この出会いからどんなサウンドが生まれるのか、ぜひ見にいらしてご自身の耳で確かめていただければと思います。

というわけで、「アンフォゲッタブル・コンサート」10回目をお届けできる喜びの報告とともに、この先も、ここ所沢で「忘れられないコンサート」を重ねていけますよう、心から願う次第です。

それでは皆様、12月15日に所沢ミューズでお会いしましょう！

【2012年12月15日　出演】