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アークホール(大ホール)

オーストリアの名門リーガー社の製作による、日本最大級のパイプオルガンを備えた、クラシック音楽に最適なシンフォニーホール。 シューボックスタイプ(靴箱型)のホール設計により、 最高の音質と音響が楽しめます。

  • アークホール(大ホール)
    ホールの音響設計に工夫を凝らし、シンフォニーに最適の残響時間を設定。
  • アークホール(大ホール)
    座席は利用形態により最大2,002席使用できます。
  • アークホール(大ホール)
    オーストリアの名門リーガー社の製作による、日本最大級のパイプオルガン。

パイプオルガン

アークホールのパイプオルガン
豊かな響きが魅力のアークホールのパイプオルガン

ミューズでは、国内外のオルガニストによるオルガンリサイタルや様々なオーケストラとの協演、さらにクリスマスコンサートなど、素晴らしいパイプオルガンの音色を楽しむことができます。 ぜひ、1度、『楽器の王様・パイプオルガン』 をアークホールで聴いてみませんか?

「パイプオルガンは、その音色や響きに、おのずとホールが持っている個性が現れてきます。アークホールは木の温もりに満ちたホールなので、パイプオルガンはとても暖かみのある、豊かで長めの響きを持っています。」 ミューズのアドバイザーで、世界的に活躍されてるオルガニストの松居直美さんは、アークホールのパイプオルガンの魅力について語ってくれました。『楽器の王様』と称されるパイプオルガンの多彩な響きや音色は、ストップ(音栓)の組合せによって生まれます。

オルガン ストップリスト
Organ Disposition

ストップの組合せから生まれる独自の音色

アークホールのパイプオルガンには、75のストップがあり、オルガニストはこのストップを組み合わせて、独自の音色を作り出します。

演奏するまで、この組み合わせを秘密にするオルガニストがいるといわれるほど、このストップの組み合わせで、パイプオルガンの音色は異なったものになります。このストップには、それぞれの名称と所属鍵盤、フィート律や番号が記されていて、オルガニストはそれを見ながら演奏に使用するストップの組み合わせを決めます。

アークホールのパイプオルガンには、ストップの組み合わせを記憶するコンピュータが設置されているので、オルガニストは事前にセットした組み合わせをボタン1つで呼び出すことができるようになってます。

アークホールのパイプオルガンは、ウィーンのシュテファン大聖堂の新しいオルガンなど、世界のオルガンプロジェクトを手掛けるオーストリアの名門・リーガー社が約1年半をかけて製作。 日本ではサントリーホールのオルガンと兄弟楽器ということになります。

2つの充実したスウエル鍵盤を持ち、それぞれフランス、ドイツのシンフォニックな響きを有し、75本のストップと5563本のパイプを備えた、日本でも有数の大きさを誇るものです。

パイプオルガンは、手鍵盤と足鍵盤とストップを備えたコンソールと呼ばれる演奏台と、実際に音を出す大小様々な何本ものパイプ、見えないところにあるモーターと風をためておく風箱で構成されています。

パイプオルガンの仕組み
  • オーケストラと協演する時オルガニストが指揮者の指示を確認する鏡。
  • 譜面台
  • ストップの組み合わせを記憶するコンピュータ
  • 下段から第1、第2、第3、第4鍵盤と呼ばれる手鍵盤
  • ストップ(音栓)
    音質や 音色を選択できるスイッチで、名称と所属鍵盤、フィート律や番号が記されている。 このストップの組み合わせを選ぶことにより、オルガニストは独自の音色を作ることができる。
  • ラムカード
    ストップの 組み合わせで作った独自の音色はすべてラムカードに記憶させることができる。
  • クレッシェンドペダルは、あらかじめセットされた順のストップの増減で音量を調整するためのもの。
  • 第4鍵盤の音量を調整するための扉を開閉する。
  • 第3鍵盤の音量を調整。この操作で、クレッシェンドやディミニュエンドが可能となる。このペダルを使うことによってパイプ群の前に置かれたシャッターが閉まり、音量が小さくなる。
  • 演奏中に記憶装置を足で操作するボタン。
  • 足鍵盤
    低音のパイプを持つ第5鍵盤は両足で演奏。2オクターブ半の音域を持っている。
移動演奏台

オルガン本体とは細い電気コードで接続。
ストップ設定、打鍵などすべての操作が本体に電気信号で送られ演奏するので、音はパイプから出ている。 舞台上に置かれ、オーケストラとの協演などで利用される。

オルガンケースの内側
大小様々なパイプが並ぶオルガンケースの内側。
ほとんどのパイプは金属製だが、木製パイプも含んでいる。
オーバーホール 画像1
開館以来、初のオーバーホール

オーバーホール(分解・再組立て・再整備)を、2020年1月から3カ月にわたり実施しました。オルガンケースから、巨大なパイプを一本一本外してパイプ内のホコリや汚れを取り除き、自身の重みで変形してしまったパイプの形を丁寧に修復します。パイプの総数は5563本。何人ものオルガンビルダーが分担しても途方もない作業です。

最高のパフォーマンスを引き出す整音と仕上げ

世界的なオルガニストが演奏する所沢ミューズのオルガンには、演奏者の最高のパフォーマンスを引き出す最良のコンディションと、聴衆に向けての最高のハーモニーの両方が求められます。オーバーホールの作業項目は数えきれないほど多岐にわたりますが、そのいくつかをご紹介させていただきます。

1つ目はオルガンの中心部分、人間の「肺」にあたる“ふいご”の修復です。5563本のパイプを壮大に鳴らすためには、巨大な“ふいご”と空気の量を調整する伸縮性に富んだ皮が必要ですが、25年間継ぎはぎで補修してきた皮を一新し、力強く新鮮な「肺」を取り戻しました。

2つ目は音色のブラッシュアップ=整音作業です。整音とはパイプの音、特に音量・音色・発音の質を整えることです。調律とはまったく別の作業ですが、音を作りあげるうえで深く関連しているので、整音と調律を交互に行って作業し、理想の音に近づけていきます。美しい音色を求めて妥協のない作業が行われました!

オーバーホール 画像2

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座席表/座席から見たステージ

  • アークホール(大ホール)PDF 座席表ダウンロード
  • アークホール(大ホール)JPG 座席表ダウンロード
  • 1階席1列-18
  • 1階席8列-18
  • 1階席19列-31
  • 1階席24列-18
  • 1階席29列-7
  • 1階席L2-14
  • 1階席R2-4
  • 2階席B1列-47
  • 2階席B2列-25
  • 2階席B4列-9
  • 2階席F1列-31
  • 2階席F3列-18
  • 2階席F5列-4
  • 2階席L2列-30
  • 2階席R2列-13
  • 2階席R2列-45
  • 3階席F1列-5
  • 3階席F3列-18
  • 3階席F5列-33
  • 3階席L1列-3
  • 3階席L1列-31
  • 3階席R1列-15
  • 3階席R1列-45

カメラアイコンをクリックするとそこからのステージの様子をご覧いただけます

※写真はデジタルカメラで撮影したモノです。実際の見え方と異なる場合がありますのでご了承ください。

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ホール概要

客席数 2,002席
(1F/1,106席 2F/560席 3F/336席)
1F席のうち13席は可動席のため、車椅子席(6席分)に転用が可能です。
客席寸法 間口21.5m×奥行60.0m×高さ18.0m
客席床面積 1,573.5㎡
舞台寸法 間口21.58m×奥行14.87m×高さ17.0m
(オープンステージ / ステージの高さ 0.99m)
» 舞台平面図(PDF)
舞台床面積 291.5㎡
残響時間(250Hz-2KHz) 空席時/2.20~2.45秒、80%収容時/2.00~2.18秒
付属施設 楽屋応接室、楽屋7室(洋室)、オーケストララウンジ

※文字幕・袖幕類はありません。美術バトンは2本です。
※舞台の最前部は大理石となっており、ビニールテープの使用や物を置いたりすることはできません。
※特殊効果はご使用できません。

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サービス・その他

  • 外観
    外観駅から歩くと、警察署を越えた先にアークホールが見えます。このまま直進し、右手にある広場に入ると、入口に着きます。
  • アークホール入口
    入口アークホール入口。サルスベリの木のある広場に面しています。
  • スロープ
    スロープ1階から2階へはスロープで上ることもできます。吹き抜けのロビーでは、サイン会やロビーコンサート等を行うことも。
  • オーケストララウンジ
    オーケストララウンジ出演者の待機スペース等に使用できるオーケストララウンジ。大きな窓と高い天井で開放感に溢れています。
  • 楽屋
    楽屋1~7号までございます。(各楽屋でレイアウトや収容人数が異なります。写真は楽屋4号。)
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バリアフリー情報

ミューズチケットカウンター:04-2998-7777

ロケーション場所としてのご利用について

ミューズ利用受付窓口:04-2998-6000