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インタビュー

谷本賢一郎/たにけん(歌手)【2015年5月16日 公演】

NHK Eテレ「フック ブック ロー」の“けっさく君”でおなじみの谷本賢一郎(たにけん)さんが、所沢ミューズに登場!子どもたちに大人気の谷本さんに、ファミリーコンサートの魅力や、歌への想い、少年時代の思い出などを伺いました。

綾戸智恵(ジャズピアニスト・シンガー)

ファミリーコンサートの魅力 現在出演させていただいている番組「フック ブックロー」での曲を中心に、誰もが知っている童謡などを歌うようにしています。それに加えて、親御さんにも喜んでもらえるような大人の曲も織り交ぜたり、地元の方にも喜んでもらえるような曲も取り入れています。
歌い方は以前は我流でしたが、番組が始まりもっと本格的に歌わなければと思い、ボーカルレッスンに通うようになりました。僕が歌うのを聴いて初めてその曲を知る子もいると思うので、きちんと言葉が伝わるような歌い方をするよう気をつけています。
子どもたちにはとにかく大騒ぎしてほしいですね。それがファミリーコンサートの魅力だと思いますので。

「フック ブック ロー」出演 番組出演のきっかけは、パペットと共演しても負けないくらいインパクトがあって、なおかつ歌える人を番組側で探していたそうです。それで声をかけていただき、オーディションを受けました。
お芝居自体が初めての経験で、パペットたちと共演するという意味も最初はよくわからなかったんです。でもだんだん生きているように思えてきて。僕のほうがパペットたちにお世話してもらっている感じです(笑)。番組内ではいろんな歌を歌いますし、それぞれまったく違う声色なのにハーモニーがピタッと合うのは楽しいですね。

少年時代 歌と野球が大好きな子どもでした。野球は、親戚が所沢にいることもあって、兵庫県出身なのに子どもの頃から実はライオンズファンなんです。ファンクラブにも入っていたほどです。
歌は、テレビの歌番組を観てよく歌っていました。でも恥ずかしがりやで、20歳過ぎまで人前で歌うことはなかったですね。14歳のときには、ビートルズに憧れて中学校の友達とコピーバンドを始めましたが、僕はリンゴスター役だったのでドラム担当です(笑)。

大学卒業~ザ・ニュースペーパー 大学卒業後に就職し2年間働いたんですが、その間ほとんど音楽から離れていました。でも歌手になるという夢が捨てられず、会社を辞めて上京し代々木のロック酒場でアルバイトをしながら、そこで歌っていました。
ザ・ニュースペーパーへの参加は、あるイベントに出演した際、当時の事務所社長とお会いしたのがきっかけです。何度も舞台に誘ってくださったんですが、コントに関わっている自分の姿が想像できなくて曖昧な返事を続けていました。その後、歌うのをやめて地元に帰ろうかと悩んでいたとき、あらためて声をかけていただいて。どうしても人前で歌いたくて飛び込んだんです。

髪型 引っ込み思案な性格で声も優しいので、何かギャップを作りたいと思ったんです。それと簡単に似顔絵が描けるような、特徴のあるキャラクターになりたくて。美容師に相談してできたのがこのヘアスタイルです。もうやめられないですね(笑)。

所沢ミューズ公演への意気込み ザ・ニュースペーパーでは過去に2度、所沢ミューズに出演させていただきました。僕の出番はコントの合間に少し歌うというものでしたが、とても気持ちのいいホールだったのを覚えています。
ピアノやパーカッションにあわせて歌う、生の音楽を皆さんにお楽しみいただきたいです。小さなお子様からお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんまで楽しめるコンサートにしたいと思います。僕のコンサートでは泣いても騒いでもまったくOKです。ぜひ3世代でお越しいただき、家族みんなで歌って楽しんでください。

【2015年5月16日 公演】

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