ドイツ人と日本人の両親をもつアリス＝紗良・オットは、数年のうちに今日最も刺激的な音楽家の一人として確固たる地位を築いた。ガーディアン紙では「伝説的ともいえる華麗な妙技」と評された。アシュケナージ指揮／フィルハーモニア管、ミョンフン指揮／フランス放送フィル、ノセダ指揮／ロンドン響、サロネン指揮／バイエルン放送響、P.ヤルヴィ指揮／hr響、マゼール指揮／ミュンヘン・フィルなどと共演。2008年ドイツ・グラモフォンと専属契約を結び「リスト：超絶技巧練習曲集」「ショパン：ワルツ全曲」をリリース、エコー・クラシック賞を受賞するなど好評を博す。さらに、ヘンゲルブロック指揮／ミュンヘン・フィルとの「チャイコフスキー＆リスト：ピアノ協奏曲第1番」、百夜祭でのライヴによる「ムソルグスキー：展覧会の絵」などでも絶賛を集めている。2014年より音楽の友誌で「アリス＝紗良・オット～ピアニスト 世界を巡る」を掲載中。所沢ミューズ初登場。